Copyright (c) 2025, DeltaField
Name: SpatialDistortion
Version: 1.0.0-exp.1
GrabPassを利用した様々な揺らぎを表現するシェーダーです。
以下の機能を特徴としています。
現在、以下の環境で動作を確認しています。
以下のパッケージが必要です。インストール時に自動的にインポートされます。
フレームバッファ等で描写されたものを、任意に歪ませる性質上、内容次第では視界への刺激が強くなるシェーダーです。
特にVR環境上では、視認によって健康上の問題を引き起こす可能性があるため、用途に応じて描写の確認は怠らないでください。
加えてシェーダーの仕様上、距離に応じて描写のされ方及び歪みの強度が変動します。
特に至近時に視認した場合の見え方は慎重に検証してください。
Stereo Merge Mode(Feature)というVR環境上での状況に応じた描写の補正も加えている点も、上記と同様ご留意ください。
また、このシェーダーを二次配布する場合は、上記の注意喚起を配布先にも提示することを強く推奨します。
動作保証外として、実際に検証ができなかった環境があります。
Pimaxといったステレオ描写が特殊な機器等
正常な動作を確認できていないため、保証はできかねます。ご了承ください。
当シェーダーを使用したマテリアルを複数使用、表示させる。もしくはそういった環境で使用する想定がある用途について。
当シェーダーはShaderlabの機能の一つであるGrabPassを使用していますが、仕様により上記のような状況に置いて、描写がおかしくなる場合があります。
考えられる原因はシェーダー内で定義した、GrabPass用の名称の重複により発生する問題です。
VRChatなどの環境では不特定多数のGrabPassの名称と競合するリスクは存在しますので、シェーダー内の特定の文字列を変更するのを推奨します。
GrabPassブロック内、defineで指定する名称は必ず同名になるようにしてください。(末尾の_STは付与したままにしてください。)
// 例(GrabPassブロック)
GrabPass{
"_DELTAFIELD_GB_SPACE_DIST_777"
}
// ↓↓↓
GrabPass{
"_WATAGASHI_KARAAGE_UNAGI"
}
// 例(define)
#define GRABPASS_ID _DELTAFIELD_GB_SPACE_DIST_777
#define GRABPASS_ID_ST _DELTAFIELD_GB_SPACE_DIST_777_ST
// ↓↓↓
#define GRABPASS_ID _WATAGASHI_KARAAGE_UNAGI
#define GRABPASS_ID_ST _WATAGASHI_KARAAGE_UNAGI_ST
Package Listing WEBへ移動し、Add to VCCというボタンを押して、VRChat Creator Companionからパッケージをインポートしてください。
Unityのタブメニューから、Window -> Package Managerを押してPackage Managerを開きます。
Package Managerの左上にある**+**ボタンを押して、**Add package from git URL…**を押します。
開かれた入力ダイアログに以下のリンクを張り付けて、Addを押して加えてください。
https://github.com/r-delta-c/SpatialDistortion.git
[Requirements | 環境要件]に前提パッケージが記載されていた場合は、先にそちらをインポートしてください。
リリースデータから任意のバージョンを探して、Assets内の末尾が .unitypackageになっているデータをDLしてください。
DLした.unitypackageは、起動したUnity上へドラッグ&ドロップすることでインポートできます。
以下のページを参照してください。
Properties | プロパティ
このシェーダーはMIT Licenseによって提供されます。 LICENSE.mdの内容に則ってご利用ください。
com.deltafield.spatialdistortion
未設定
1.0.0-exp.1
2022.3 以降
なし
DeltaField